猿田佐世さん(新外交イニシアティブ事務局長・弁護士)を講師に迎え、
「日米外交を読み解く―安保・沖縄を軸に―」をテーマに講演会を開催しました。西東京市公民館市民企画事業として、当会が主催したものです。
折しも、1月20日(日本時間1月21日)に、共和党のトランプ氏が米国第45代大統領として就任。トランプ氏は、選挙中から「アメリカ第一主義」「TPP離脱」「メキシコ国境に壁」「在日米軍撤退」「日韓核保有容認」等々.その内向きかつ過激な発言が耳目を集めました。今後トランプ外交はどうなるか、いやがうえにも関心が高まり、参加者70名が猿田さんのお話しに耳を傾けました。
猿田さんがワシントンでの調査活動やロビー活動を通して垣間見て分かってきた日米
外交の政策形成の実態は、ええ~そうなの、やはりそうなの、さもありあん、それにして
もヒドイ、と思う内容でした。
知日派の実態、「ワシントン拡声器」を利用して、日本の官僚がいかに自分たちに好都合
な方向づけをしているか。そのためにいかに資金=公金を潤沢に影響力のあるシンク
タンク投入しているか。マスメディアと役人との目に余る癒着ぶりとか。
沖縄の声を、米国政府や議会関係者、シンクタンク等の研究者に、直接届けることの重
要性が理解できました。
国の考えとは異なる市民の考えを伝えていくこと、国のやり方を改めさせる力を私たち
も蓄える必要があること等考えさせられました。
前半:お話
後半:質疑応答
新外交イニシアティブ
http://www.nd-initiative.org/about-nd/
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