2016年10月23日日曜日

10.23 自衛隊中央観閲式反対デモ

3年に1度行われる陸上自衛隊中央観閲式が、埼玉県の陸上自衛隊朝霞訓練場において、10時30分~12時過ぎまで開催されました。

10時から朝霞駅南口駅前広場で反対集会がもたれ、11時からデモ行進があり、参加しました。
主催は、「やめろ!軍事パレード 行くな!南スーダン 自衛隊国軍化を許さない! 10.23朝霞デモ実行委員集会」


朝霞駅南口駅前広場の集会

    

 
デモ行進(朝霞駅前~和光駅前)
緑溢れる中央公園の脇
式典会場近くになると警官が溢れる
歩道橋を占拠する警官
航空自衛隊のパレード始まる(ヘリコプター1機が先導し、次に3機飛来)
次に5機、その次は7機編隊
激しい騒音! 戦闘機が続いたが速くて撮れず
陸上自衛隊広報センター前
デモ隊は立ち止まってシュプレヒコール。機動隊員が寄ってくる。
ゲート前に居並ぶ機動隊員
歩道側にも機動隊員。どこもかしこも過剰警備!
締めはブルーインパルス
このような航空パレードは航空燃料を無駄に消費
大気汚染もスゴイ


南スーダンPKOに「駆け付け警護」部隊を送り出すことに反対します。

現在、南スーダンの政情は再び紛争状態になり、不安定。
外務省は海外安全ホームページで、南スーダン全土を危険情報レベル4(最も危険):退避勧告に指定しています。
そもそも「PKO協力法」参加5原則と照らして、自衛隊派兵を止めるべきでしょう。

「PKO協力法」参加5原則
①紛争当事者間で停戦合意が成立
②紛争当事者が日本の参加に同意
③中立性の厳守
④原則が満たされない場合は部隊の撤収
⑤「武器使用」は隊員の生命保護などための必要最小限

2016年10月17日月曜日

高江機動隊派遣の住民監査請求

本日午後1時、高江の機動隊派遣について、違法・不当な派遣の中止勧告を求める住民監査請求を、都民314名・代理人弁護士67名が東京都監査委員に対して行いました。
私たちの会のメンバーも請求人に加わっています。記者会見に行ってきました。

都庁記者クラブでの記者会見14:00~14:30

今年7月以降高江では、6都府県から派遣された機動隊員500名が、米軍ヘリパット建設工事に反対する住民・市民等を弾圧する違法・不当な行為を行っています。

請求の要旨は、このような機動隊員の違法性のある行為は許されず、東京都の警視庁警察官への俸給支払いは、違法・不当な公金の支出にあたるので、監査委員は、東京都公安委員会に、本件機動隊員の派遣を中止するよう勧告を求める、というものです。

先月記録映画「高江ー森が泣いている」(藤本幸久・影山あさ子監督)を観ました。
なんで、東京からわざわざ機動隊を派遣しなければならないのか。
国家権力が力づくで反対運動を弾圧するサマは、「成田」と同じです。

高江で起こっている警察の弾圧行為に対して、東京にいる私たちに何かできることはないかと考えていた時に、住民監査請求という形でアクション提起がされました。 
少しでも連帯できれば幸いです。

監査委員は60日以内に結果を出さなければなりません。
また、その前に、意見陳述の機会を設けなければなりません。
日程が決まれば、意見陳述をしたり、聞いたりしましょう。

なお、沖縄県でも、午後4時に同様の住民監査請求が行われるとのことでした。
また、大阪府でも準備中のようです。

*機動隊の行為は、警察法2条(以下引用)、憲法15条(公務員の本質)に違反するそうです。

第二条  警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。
  警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきものであつて、その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法 の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。